2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

博士を追え。(無許可です)

  • 最新情報

ツイート≒ボヤキ

  • いつ言ったかなぁ・・・。

« ネットブックを持ってきた | トップページ | 天井LGS(2年くらい前の現場) »

2012年2月17日 (金)

あと施工アンカーの「アンカー強度」ってなに?

「あと施工アンカーの施工後の引張試験は,計算で得られたアンカー強度の2/3を確認強度とし,抜け出し等の急激な剛性低下がないことを確認する非破壊試験とした。」

この「アンカー強度」って何?攪拌した薬液とコンクリートがどんだけ丈夫にくっついてるのかだと思ってた。
つぎの3つの一番弱いやつだそうである。

1.ケミカルアンカーとコンクリートの付着強度
2.コンクリートの強度(円錐形にコンクリート自体が壊れる)
3.鉄筋の母材の降伏するときの強度

1はケミカルアンカーが引っこ抜ける。
2はケミカルアンカーとコンクリートはしっかりくっついているが
コンクリート強度が弱い場合は円錐形にパッコーンとコンクリートが
割れる(アンカーの打込み深さが浅いと起こりやすくなる)
3はコンクリートも壊れず、アンカーも抜けず、鉄筋が伸びてしまう

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

今日は構造監理者さん(このまえ鉄骨製品検査にご一緒いただいた先生)
の検査があった。柱増打ち部の配筋検査、アンカーの引張り試験の立会
があった。まずは事務所で・・・
オッサン「これが自主検査表、社内検査表です。確認お願いします。」
先生「ふむふむ」
オッサン「じゃ、現場のほうへお願いします」
先生「ちょっとまった。引張りでなんぼ数字がでればいいのかここで確認
 してから現場行こう」
オッサン「アンカー強度の2/3出てればOKです。いま一生懸命に勉強
 してますから。ははは。」
先生「で、数字はなんぼ?」
オッサン「・・・。ちょっとアンカー屋に電話で聞いていいですか」
先生「いいよ」
オッサン「なぁ、”薬液の強度の2/3”ってなんぼ。は?ん?ちょっと
 一回事務所に来てくれ」

アンカー屋「所長、アンカー強度ですか?母材の2/3ですよ」
オッサン「は?母材?」

で、3人仲良くちょっと雑談モードになり、「アンカー強度」の話に。

※通常は圧倒的に薬品のくっつきが強い。既存の躯体コンクリートの強度
が弱くて、アンカーの埋込深さが浅いとコンクリートが「コーン破壊」する。
コンクリート強度があって、”普通に施工がされた”アンカーであれば、
最も弱いのは鉄筋(母材)だそうです。で鉄筋の降伏する2/3がアンカー
の引張り試験で確認する強度、だそうです」

恥かくと覚えますね。マニアック過ぎて、出題されないんでしょうけども。
(構造の先生、とってもいい方です。こんなアホなオッサンに「てめーは
勉強不足だ!」というわけでもなく、にこやかに検査をして下さいました。)

検査立会のため、かれこれまた30時間超か・・・。帰ろう。今晩の夜勤
はよろしく頼みます・・・。

« ネットブックを持ってきた | トップページ | 天井LGS(2年くらい前の現場) »

コメント

はじめまして、偶然たどりつきました。
施工のご苦労等、現場の様子が迫真に迫って面白いです。
また、受験の方の記事も読ませてもらいました。頑張ってくださいね。

森山さん、おつかれ様です。
はじめまして!
建築エコノミスト、国立競技場の問題で諸々の情報発信をなさっている"あの"有名人なかたからの書込み!
びっくりです。
がんばって一級建築士になります。
気合!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/582777/54007959

この記事へのトラックバック一覧です: あと施工アンカーの「アンカー強度」ってなに?:

« ネットブックを持ってきた | トップページ | 天井LGS(2年くらい前の現場) »